きょう(20日)も大気の状態が非常に不安定になっています。北陸や広島県に活発な雨雲や雷雲がかかり、金沢市や広島市で激しい雨を観測。落雷も多発しています。
大気の状態が非常に不安定
きょう(20日)は、秋雨前線が本州付近に延び、前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいます。広く大気の状態が非常に不安定になっており、12時半現在、九州から東北にかけてライン状に雨雲がかかっています。特に、北陸付近で雨雲や雷雲が発達しています。1時間に石川県金沢市では42.0ミリ(11時36分まで)、富山県黒部市宇奈月では48.0ミリ(10時57分まで)のバケツをひっくり返したような激しい雨が降りました。落雷も多数観測されています。
また、広島県にも活発な雨雲や雷雲がかかり、広島市では1時間に42.0ミリ(11時31分まで)の激しい雨が降りました。SNSによりますと、石川県や富山県、広島県では一部の道路が冠水しているとの情報も多数寄せられています。
あすにかけても注意
あす(21日)にかけても大気の非常に不安定な状況が続くでしょう。九州から関東を中心に所々で雨や雷雨になりそうです。局地的に道路が一気に冠水してしまうような非常に激しい雨や激しい雨が降るでしょう。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意、警戒が必要です。
日本気象協会 本社 日直主任
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